【資産運用】1000万なら何がおすすめ?9種類比較:税理士が解説

「将来に漠然とした不安がある」、「そろそろ資産運用も考えた方がいいのかな」、「何から始めたら良いのかわからない」。

そんな方は多いです。

この記事では、現役投資家の税理士の坂根が次の疑問について解説します。

  • 資産運用とは
  • 資産運用9種類比較
  • 資産運用で気を付けるべきこと
  • 初心者向け、おすすめの資産運用
  • 年代別、運用額別の資産運用

すべて無料で情報公開していますので、資産運用で失敗しないために、ぜひ最後までご覧ください。

資産運用とは

資産運用とは、お金や土地、建物などの財産を運用することです。

運用方法は人それぞれですが、「資産運用」という言葉には、以下の2つの意味があるようです。

  1. 利殖目的
    不動産投資でお金を増やすこと
  2. 貯蓄目的
    資産を増やすために定期預金などで貯蓄すること

一般的には上記の1番「利殖目的」で使われることが多いですね。そのため、ここからは両方解説しつつも、「利殖目的」をメインに解説していきます。

 

資産運用9種類比較

一言で資産運用といっても、いろいろな方法があります。

その中でも代表的な資産運用の方法9種類を比較解説します。

 

定期預金で資産運用

定期預金による資産運用は貯蓄目的の側面が強いです。

定期預金はペイオフ(銀行が破綻したとしても10,000,000円まで保証してくれる制度)があるため、お金を減らさないための方法として良い運用先だと思います。

ただし、昔は定期預金の金利が年6%と言う時代もありましたが、今では金利が年0.003%と言う超低金利時代です。

また、円建てで預金を持っておくことはインフレリスクに弱いと言う側面があります。

定期預金についてより詳しく知りたい方は、定期預金とは?メリットや仕組みを資産運用に強い税理士が解説をご覧ください。

 

保険で資産運用

「保険で資産運用」、よく聞く言葉ですね。

保険には二通りのパターンがあります。

  1. 掛け捨て保険
  2. 積立保険

1番の掛け捨て保険は、保険料を支払い、無事故であれば支払った保険料が戻ってこないタイプの保険です。一方で、2番の積立保険、これは、保険料を支払ったあと、事故が起きなければ支払った保険料が戻ってくるタイプの保険です。

これだけ聞くと積立保険の方が良く見えます。しかし、積立保険は1回あたりの保険料の支払いが、掛け捨て保険と比べてかなり高額に設定されています。

ここで支払った保険料が保険会社で運用されているため、無事故だったときにお金が戻ってくる仕組みになっているのですね。

ただし、積立保険の貯蓄効率は高くないため、他の方法で自ら運用できるのであれば、保険による資産運用は活用しない方が良いでしょう。

また、中には「無解約返戻」の保険があります。

これは、たとえば20歳の人が60歳までの間に保険を解約したら、保険料が一切戻ってこない(解約したときに返戻金が無い保険)が、60歳まで高額な保険を支払い続けていれば、60歳で満期が到来した際に、支払った保険料の2倍ぐらいのお金を受け取れるといったものです。

40年先のことはわかりませんし、もし保険会社が倒産した場合には、その保険は100%保証されるわけではありません。それだけの長期間お金を支払い続けるストレスもありますので、個人的にはおすすめできません。

もちろん、自身で資産運用ができないのであれば選択肢としてはアリかもしれませんね。こちらからお問い合わせいただければ、保険会社の担当者を私から無料でご紹介することも可能です。

なお、外貨建て保険のリスク等については外貨建て保険は危険?メリットやリスクを資産運用に強い税理士が解説でご紹介していますので、興味があればご覧ください。

 

不動産投資で資産運用

不動産投資は、知識があり、物件の条件の良し悪しを判断できるのであれば安定的に収入を得られるでしょう。

しかし、全く知識がない方が営業マンのセールストークによってワンルームマンションを買う、このような事は避けた方が良いと思います。

不動産を買って儲かるのは銀行と不動産会社です。

不動産投資のリスクについて、興味があれば不動産投資はやめとけ!リスクが高いワンルーム投資:税理士が解説もご覧ください。

 

太陽光発電で資産運用

太陽光発電設備を、私は2基保有しています。

太陽光発電投資とは、山奥などにある土地を購入し、そこに太陽光パネルを設置し、発電した電気を電力会社に売却することです。

一般的には業者が土地と太陽光パネルをセットで販売しています。

めちゃくちゃ儲かると言うわけではありませんが、自身の属性(収入や職業)が高く、高額な融資を引っ張れるのであれば選択肢としては無しではないかと思います。

ただし、業者の選定がすごく大事です。太陽光発電は儲かる? 信販会社(アプラス、ジャックス)など税理士が解説で詳しく解説しています。

 

債券で資産運用

国債や社債などへの債券投資は、比較的安全な資産運用方法です。投資先企業の経営が傾かなければ安定的にお金が入ってくるからです。

円建ての社債で年利1%ぐらい、米ドル建で2%、3%ぐらい。もっとリスクをとれば5%から10%ぐらいのイメージです。

もちろん、トルコリラなどの新興国通貨の場合には、為替リスクが高くなるため、運用するのであれば円建てか米ドル建てが良いでしょう。

債券投資については【手堅い債券投資】外国債券や国内債券、利回りについて税理士が解説でご紹介していますので興味があればご覧ください。

 

株式投資で資産運用

株式投資と言えばハイリスクハイリターンのイメージがあるかもしれません。

確かに、預金や太陽光発電と比べれば株価の乱高下による元本毀損リスクは高いです。しかし、市場や銘柄選定さえ誤らなければ、不動産投資などよりは安全性が高いかと思います。

株式投資を始めたい場合は、株の始め方、やり方を初心者向けに資産運用に強い税理士が解説を参考にご覧ください。

 

投資信託で資産運用

銀行や証券会社の窓口で取り扱っている投資信託は、基本的にミドルリスクローリターンです。元本を毀損したり、色々と問題を起こしているからです。

中にはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など比較的マトモなものもありますが、銘柄選定には気を付けましょう。投資信託で大損!?おすすめしない理由を資産運用に強い税理士が解説も参考にご覧ください。

 

米国ETFで資産運用

米国ETFは、銘柄によりますが、基本的にはミドルリスクミドルリターンの資産運用方法です。

S&P500連動のETFや、高配当のETFなどがありますので、米国ETFは初心者向け、おすすめ銘柄など資産運用に強い税理士が解説を銘柄選定の参考にしてみてください。

 

仮想通貨で資産運用

仮想通貨は投機的(ギャンブル)であり、超ハイリスクハイリターンの資産運用方法です。

ビットコインも将来的には1ビットコインあたり30,000,000円ほど行くのではないかと言う声もあります(2020年11月20日現在1ビットコインあたり188万円)。

ただし、株などと比べると実体性に乏しいため、資産運用においては同列に考えて良いものでは無いように思います。

宝くじ感覚で買うのはアリかもしれませんが、有り余っているお金ベースででなければ運用方法としてはお勧めできません。

仮想通貨の購入方法などについては、ビットコイン入門!儲かる?取引の始め方や確定申告が必要なケースを税理士が解説をご覧ください。

 

資産運用方法9種類比較

資産運用方法9種類について、リスクとリターンがどの程度のものなのか、わたしが考えるものをまとめました。

資産運用方法リスクリターン備考
定期預金1~21~2ペイオフの対象だが低金利のため、ローリスクローリターン。
保険2~32保険商品によっては、元本を毀損する可能性あり。
不動産投資4~52~3業者と物件の選定が重要。空室リスク等がある。
太陽光発電3~53業者と物件の選定が重要。固定価格買取制度があるため、収入は安定しやすい。
債券投資22投資先企業が倒産などしなければ、預金より高い利息を得られる。
株式投資44ミドルリスクミドルリターン。市場や銘柄選定が重要。
投資信託43株と比べて、信託会社を挟んでいるため仲介手数料などがかさむ。
仮想通貨(ビットコインなど)55ハイリスクハイリターンで宝くじの側面がある。

リスク・・・1に近いほど元本を毀損する可能性が低く、5に近いほど元本を毀損する可能性が高い。
リターン・・・1に近いほど儲けられる可能性が低く、5に近いほど儲けられる可能性が高い。

ローリスクハイリターンの資産運用方法はありませんので、何が自分に向いているかは人それぞれと言えます。

資産運用で気を付けるべきこと

資産運用で気を付けるべきことは多くありますが、特に気を付けるべきことは、「付き合う相手は選べ」ということです。

資産運用に関しては、次のような人たちが言葉巧みに声をかけてきます。

  • 不動産屋
  • 銀行、信託銀行
  • 保険会社
  • FP(ファイナンシャルプランナー)

不動産屋は不動産を売るために、銀行は投資信託を売るために、保険会社は保険を売るために、無料セミナーで人を集め、言葉巧みに商品を販売します。

また、これらの中でも特に気を付けなければならないのがFPです。彼らはお金のプロを名乗り、手数料の高い保険や投資信託を売るという悪質なことを行っている人もいます。

決して彼ら全員が悪いわけではなく、中にはお客さんのことを考える良い人も確かにいます。しかし、それを見極めるのはむずかしいです。信用できる人、信用できる人からの紹介など、付き合う相手は選びましょう。そして、自分自身でも知識を身につけましょう。

 

おすすめの資産運用は?初心者向け

初心者におすすめの資産運用は、資産額や年齢によって異なります。

わたしも浅いですが投資歴7年あり、また、月間10万人が訪れる税理士による相続メディア「あんしん相続税」を運営しているため、多くの富裕層の方々にお会いしてきた経験があります。

その経験を基に、わたしが考えるおすすめの資産運用方法について解説していきます。

資産運用額別の資産運用方法

  • 資産運用100万円なら安全に
  • 資産運用1000万円ならレバレッジを利かせる
  • 資産運用1億円なら安定収入
  • 資産運用10億円なら守りに入る

 

資産運用100万円なら安全に

資産運用額が100万円だと、多く増やすことはむずかしいです。

また、このぐらいの投資額ということは、恐らくかなり慎重な方だと思います。

そのため、わたしであれば安全に債券投資をおすすめします。

【手堅い債券投資】外国債券や国内債券、利回りについて税理士が解説で解説していますが、債券は基本的に元本割れが起きないため、高いリスクを負いたくなく、かつ、お小遣いが欲しい程度で良いのであれば債券投資が良いでしょう。

 

資産運用 1000万ならレバレッジを利かせる

資産運用額が1,000万円あるなら、少しリスクをとって良いと思います。

このぐらいの資産額であれば、株の始め方、やり方を初心者向けに資産運用に強い税理士が解説で解説しているS&P500連動のインデックス投信(ETF)あたりが比較的安全で、かつ、配当もあるので良いと思います。

また、融資を受けてレバレッジを利かせ、太陽光発電を組み入れる選択肢もあるかと思います。わたしも2基買っています。

ただ、やはり融資を受けるのは怖い方もいると思いますので、リスクを高くせず、株だけでも良いかと思います。

 

資産運用1億円なら安定収入

資産運用額が1億円を超えれば、利息や配当だけである程度の収入が見込めます。

1億円あれば、年利3%、4%ぐらいの利息や配当だけでも質素な生活であれば可能な水準です。そのため、米国の高配当株(PFFなど)にお金を回している方が多いです。株の配当金生活は可能?いくら必要?高配当株の利回りは?税理士が解説でも解説していますが、株の配当金や社債の利息だけでも生活できますね。もし厳しくても、生活の足しにはなるレベルが1億円という運用額です。

 

資産運用10億円なら守りに入る

資産運用額が10億円を超える方は、その財産の守りに入る方が多いです。

インフレリスク等に備え、日本円だけでなく米ドルの保有比率を上げている方が多い印象です。また、金(ゴールド)をポートフォリオに組み入れる方もいますね。

10億円あれば、株の配当金などだけで十分生活できますが、怖いのがインフレなどのリスクです。

日本は少子高齢化のため、日本円の価値は世界的に見て将来的に下落していく可能性があります。そのため、米ドルなど他国通貨に分散したり、金(ゴールド)などを組み入れ、資産の守りに入る方も多くいます。

また、資産運用額が2億円以上あればプライベートバンクでの口座開設も見込めます。すべての方をご紹介できるわけではありませんが、友人に良い担当者がいますので、もし紹介を希望される方はこちらからご連絡ください

 

年代別の資産運用方法

20代の資産運用

20代であれば、多少失敗しても取り返しが利きます。なぜなら、労働力を提供してお金を稼ぐことができるからです。

そのため、20代の資産運用は少しリスクをとっても大丈夫では無いかと思います。しかしながら、何も知らずに手を出すのも危険です。

まずは少額から株の運用(主にETF)で良いでしょう。

20代から資産運用を行っておけば、時間的価値(複利効果)によって、多くの利益を生むことができる可能性があります。

 

30代の資産運用

30代の資産運用は、家庭を築いているかどうかでリスクの許容範囲が変わってきます。

そして、サラリーマンであれば会社でのポジションも上がってきているため、融資がおりやすくなってきているのもこの年代です。

太陽光発電や不動産投資をすすめられる可能性も増えてくると思いますが、これらは融資を受けるのが基本です。つまり借金を抱えることになります。

リスクを許容できるのであれば選択肢としてはアリかもしれませんが、悪い業者も多いので見極めが大変です。安全に、株の運用(ETF)か債券投資あたりが選択肢に上がるかと思います。

 

40代の資産運用

40代、50代、60代と、歳を重ねれば重ねるほど労働力を提供できる期間が短くなっていき、多くのリスクをとれなくなっていきます。一方で、お金があるのもこの年代です。

そのため、高配当株か債券投資あたりが良いのではないかと思います。

 

資産運用で一発逆転を狙わないこと

資産運用は、安全にコツコツ積み立てるのが基本です。一発逆転を狙おうとすれば、その分財産を失うリスクも高まります。

自分が許容できるリスクを把握し、資産を増やしていきましょう。

 

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投稿者プロフィール

税理士 坂根崇真
税理士 坂根崇真
【プロフィール】
一般社団法人 全国第三者承継推進協会 理事
税理士

【寄稿実績など】
Yahoo!ニュース、livedoor ニュース、Smart News、幻冬舎GOLD ONLINE
会計人コースWeb、事業承継・M&AならBatonz(バトンズ) 専門家コラム、名古屋大原学園 大原簿記情報医療専門学校

【メディア出演実績】
01CHANNEL(株式会社ウェイビー運営)
税理士2.0 AKIRAチャンネル(レッドスターコンサルティング株式会社運営)
TAKA World Peace(株式会社グローバルマーケット運営)

【著書】
相続実務のツボとコツがゼッタイにわかる本 (2021年発売予定)

【メディア運営】
税理士による相続メディア:あんしん相続税 などを運営(合計:月間10万PV)

【経歴等】
士業など専門家1,500人以上の団体の理事に就任している。業界最大手のデロイトトーマツ税理士法人の出身であり、売上高数千億円規模の外資系企業の申告や、個人資産百億円規模の方の税務相談経験も多数あり、創業から上場まで対応が可能である。また、Twitterでは1万人のフォロワーを有しており、経営者や士業が年間数百名参加する交流会を開催する等、強い影響力を持っている。

【事務所情報】
ブラッシュメーカー会計事務所:東京・神田にオフィスを構える税理士事務所です。

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